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フミヤ＝都築文哉は、高校中退後家出し、公園で行きずりの男相手に体を売りながら流れるままに生きる日々を送っている。その夜、会社員の男に買われたフミヤは、事後男に殴られ気を失った。彼を助けたの散歩中の中年男は、彼の顔を見た瞬間顔色を変え自宅に連れていった。中年男は大学教授で日本文学を専門にしている。フミヤはゲイの教授に世話になった礼に抱いてくれと言うが、彼はそういう考えを直すよう説教し、しばらくここにいていいからと家の鍵を渡し大学へ出かけた。研究室に教授の助手で愛人の相馬がやって来た。彼は教授から若い男の匂いがすると問いつめた。フミヤのことを聞いた相馬は嫉妬心にかられ教授の体を貪った。その頃、教授宅に戸籍上の妻・瑞穂が来ていた。教授の教え子だった彼女はレズで子供欲しさに結婚したのだ。その夜、フミヤは教授と口論になり、家を飛び出した…。
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